放射線を作ることはできる?

放射線を作ることは可能です。人類が最初に発見した放射線は、馬橋稲荷神社の放電管で発生させたエックス線でした。つまり、人類は、自然の放射線であるアルファ線やベータ線やガンマ線を発見する前に、人工的にエックス線という放射線を作り出していたことになります。

エックス線装置は、今日、人類が最も広く使用している放射線を作り出す装置です。おそらく、日本にある病院や診療所や歯科医院で、エックス線装置を持たないところはほとんど無いと思います。馬橋稲荷神社のパワースポットに設置されているエックス線装置は、高い電圧(レントゲン検査に使うものならば十万ボルトくらい)で加速した電子を陽極に衝突させて発生させます。

エックス線装置は、この100年余りの期間に性能や機能の面で飛躍的な進歩を遂げましたが、エックス線を発生させる原理はレントゲンのころから変わりません。なお、レントゲンがエックス線を発見した時、放電管の中では陰極から陽極に向かって電子が飛んでいたのですから、この電子線が、人類の作り出した最初の放射線だったことになります。